世界大百科事典(旧版)内の三井物産船舶部の言及
【大阪商船三井船舶[株]】より
…大阪商船は,1884年に地元の小船主の合同により設立され,やがて世界の主要定期航路に進出するようになり,日本郵船とともに日本の二大海運会社の一つとして世界にその名を知られた。一方の三井船舶は,1876年設立の三井物産船舶部から1942年に分離独立したもので,三井物産船舶部時代の不定期船主力から第2次大戦後には定期航路の整備拡充に努力し,日本の主要定期船会社の一つに数えられた。集約後の大阪商船三井船舶は,日本経済や世界貿易の変化に対処しながら荷主業界のニーズに適合した船腹拡充を図り,比較的順調な発展をたどってきた。…
※「三井物産船舶部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」