《三体詩素隠抄》(読み)さんたいしそいんしょう

世界大百科事典(旧版)内の《三体詩素隠抄》の言及

【三体詩】より

…元の僧円至と裴庾(はいゆ)の注を付した3巻本が普及したが,20巻本,清の高士奇注6巻本もある。日本でも室町時代以来広く愛読されて刊本の種類ははなはだ多く,注釈も五山の禅僧の講義録(抄物)を集成した《三体詩素隠抄》が江戸初期に出版され,その後,熊谷立閑《三体詩備考大成》,宇都宮遯菴《三体詩詳解》,明治になって野口寧斎の《三体詩評釈》などがある。【村上 哲見】。…

※「《三体詩素隠抄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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