三元大帝(読み)さんげんたいてい

世界大百科事典(旧版)内の三元大帝の言及

【三元】より

…つまり,三元の教えは道教の応報思想を端的に表すものである。やがて祭日としての三元と天曹神としての三官が混同され,三元そのものが三官を意味し,三官のことを三元大帝とも呼ぶ。後世では,上元は賜福をつかさどる天官の誕生日,中元は赦罪をつかさどる地官の誕生日,下元は解厄(厄は災)をつかさどる水官の誕生日とされた。…

※「三元大帝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」