世界大百科事典(旧版)内の三元触媒方式の言及
【ガソリンエンジン】より
…触媒コンバーターは通常ハチの巣形または粒状の活性アルミナ製担体に触媒物質(白金,パラジウムなど)を付着させたものをケースに納めたものである。(b)三元触媒方式 理論混合比またはそのごく近傍では,排気を触媒中に通しNOxの還元とCO,HCの酸化を同時に行わせることができる。混合比を理論値に精度よく制御するため,ふつう排気管内に酸素濃度検出器を置き,その出力に応じて燃料供給量を変化させる電子制御燃料噴射装置や電子制御気化器が用いられる。…
※「三元触媒方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」