世界大百科事典(旧版)内の三国六朝鏡の言及
【鏡】より
…その直接的な淵源は朝鮮半島南部で中国鏡を模倣製造したことに始まるのであるが,製品は小型粗製であり,その分布は,これも中国鏡同様,北部九州地方に濃厚である。 古墳時代の鏡は,祭祀遺跡の出土品もあるが,ほとんどが古墳の副葬品であり,先に挙げた漢鏡に加えて,三国六朝鏡が出現し,さらに日本列島で製作した仿製鏡も多数含まれている。とくに,三国六朝鏡では,三角縁神獣鏡が注目される。…
※「三国六朝鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」