世界大百科事典(旧版)内の三国岳の言及
【丹波高地】より
…第三紀中新世末から鮮新世初めにかけて準平原化した土地が,鮮新世末以後の隆起運動によって今日の山地となったもので,東に向けて,北東~南西の構造線に沿ってつき上げ,東高西低の傾動を示している。山頂部の標高はほぼ600m前後であるが,より高い京都・滋賀県境の三国岳(959m)や愛宕(あたご)山(924m)は,硬い地塊や岩体が残丘状に突起したもの。丹波高地はさまざまな方向の構造線によって分断され,篠山(ささやま),須知(しゆうち),福知山,亀岡などの構造(断層)盆地が形成されている。…
※「三国岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」