三島村上氏(読み)さんとうむらかみうじ

世界大百科事典(旧版)内の三島村上氏の言及

【伊予国】より

…村上氏は南北朝期から姿を見せはじめるが,その活躍の最もめざましいのは戦国期である。彼らは,伊予能島(のしま)(越智郡宮窪町),来島(くるしま)(今治市),備後因島(いんのしま)(広島県因島市)の3家に分かれて三島(さんとう)村上氏と総称されたが,互いに強固な同族意識で結ばれていた。海流の激しい水路の縁辺や見通しのよい島かげに城塞を築いて,海上を航行する船から関銭や警固料を徴収したが,海上の合戦にもしばしば動員された。…

【因島】より

…広島県因島市の大部分を構成する島。面積33.9km2。芸予諸島の北東部に位置し,北は布刈(めかり)瀬戸をはさんで向島に,南は長崎瀬戸を隔てて愛媛県弓削(ゆげ)島に対する。島の中央から東部には古生層からなる奥山(391m),青影山などの急峻な山地があるが,ほかの大部分は花コウ岩からなる低起伏の丘陵地や山麓緩斜面であり,島の生産物であるミカン,ハッサクなどが栽培されている。樹園地が耕地の大半を占めるが,ミカンの生産過剰という状況の中で,晩柑作への切替えや野菜栽培を進めている。…

※「三島村上氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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