三年革命期(読み)さんねんかくめいき

世界大百科事典(旧版)内の三年革命期の言及

【リソルジメント】より

…一つは,18世紀にイタリア諸国家がそれぞれに進めた啓蒙改革政策に起源を置く見方で,これはリソルジメントがフランス革命以前から始まったイタリア固有の運動であることを強調する立場となる。もう一つは,1796‐99年の〈三年革命期〉ないし〈ジャコビーノ革命期〉を起源とする見方で,この革命は1796年に始まるフランス軍のイタリア侵入に呼応して,ジャコビーノ派(イタリアのジャコバン派)が各地域で共和政の樹立を試みた事件である。このときジャコビーノ派の一部によってイタリア統一の目標が革命の課題に掲げられ,またフランスでバブーフの陰謀事件に加わっていたブオナローティと彼らの間に緊密な協力関係がみられた。…

※「三年革命期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む