世界大百科事典(旧版)内の三昧所の言及
【火葬】より
…しかし軍防令,賦役令などに兵士,防人(さきもり),丁匠などの死者を火葬にすることが規定されていて,行政的にも火葬法が採用されていた。平安時代になると貴族,庶民とも火葬が盛んとなり,各地に火葬場が設けられ,三昧(さんまい)所と称された。また疫病の流行や飢饉に際して,河原や荒野に遺棄された死体を念仏僧などが火葬にする風があった。…
※「三昧所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」