世界大百科事典(旧版)内の三木トリローの言及
【替歌】より
…このような替歌は軍隊内でも作られており,多くの兵隊俗謡が残されているが,軍律が厳しく,自由が認められていないようなところでも批判精神が強く現れることを示している。 第2次大戦後,替歌を作ってラジオで放送した三木トリローらの〈冗談音楽〉は,戦後復興期にある昭和20年代に高い人気を得た。しかし,マス・メディアで替歌が取りあげられるに伴って批判的姿勢の風化ももたらされた。…
【CMソング】より
…ラジオやテレビのCM(commercial message)のために作られた歌。俗にコマーシャルソングともいわれる。会社名,商品名,広告文などを音楽にのせて伝わりやすくし,興味をひき記憶に残すなどの広告効果を目的とする。企業や商品の歌は,20世紀初めアメリカの〈コカ・コーラ〉,明治時代の〈オイチニの薬屋〉など古くから存在するが,商業放送に登場したのは1922年,アメリカでラジオ放送が開始された直後である。…
※「三木トリロー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」