世界大百科事典(旧版)内の《三百則》の言及
【正法眼蔵】より
…近代のものとしては西有穆山(ぼくさん)の《啓迪(けいてき)》,橋田邦彦の《釈意》などがあり,また思想的なものとしては田辺元の《正法眼蔵哲学私観》,岡田宜法の《正法眼蔵思想体系》8巻がある。 和文の《正法眼蔵》に対し,漢文の公案集である《三百則》(道元撰)を《真字正法眼蔵》ともいう。また,中国宋代の臨済宗の僧大慧宗杲(そうごう)(1089‐1163)の語録6巻も《正法眼蔵》の標題をもつ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」