世界大百科事典(旧版)内の三笑亭都楽の言及
【幻灯】より
…西洋の幻灯は江戸時代後期に〈エキマン鏡〉の名で日本に渡来,早速大坂で見世物になった。三笑亭(池田)都楽は1803年(享和3)に種板を操作して画像に変化を与える独自の装置を考案し,〈写し絵〉と呼ばれ評判をとった。明治初期には〈幻灯〉の訳語もつくられ,視覚教材として学校でも盛んに利用されるようになり,日清戦争前後には国産品も生産され家庭へ普及した。…
※「三笑亭都楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」