世界大百科事典(旧版)内の三筋懸の言及
【威】より
…縄目威は,小札頭の第1孔から次の小札の第2孔にかけて斜向状に威毛があらわれているのをいい,中世甲冑の特色であり,ながく後世まで行われた手法である。なお室町時代以後の当世具足にみる,威毛の間隔をおいて2本あるいは3本ずつ威した素懸(すがけ),三筋懸(みすじがけ)と称する簡略化したものもある。 威毛の材質についてみると,革威,糸威,綾威の類がある。…
※「三筋懸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」