三酒(読み)さんしゅ

世界大百科事典(旧版)内の三酒の言及

【酒】より

… 殷(いん)の(ちゆう)王が〈酒池肉林〉の遊びにふけって国を滅ぼすにいたったことは史上に名だかいが,《書経》酒誥(しゆこう)篇には周公の言葉として,殷の遺民のなかに酒をたしなむものが多いのは紂王の感化によるものだとのべ,酒は祭祀にだけ用い,ふだんに飲んではならぬと戒めている。たしかに祭祀に酒はつきものであって,《周礼(しゆらい)》によると,王室の酒がかりの酒正は〈五斉〉と〈三酒〉をつかさどり,泛(へん),醴(れい),盎(おう),緹(たい),沈(ちん)の〈五斉〉はすべて神にそなえられた。しかし人間の飲む酒が忘れられているわけではなく,事酒,昔酒,清酒の〈三酒〉がそれであった。…

※「三酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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