世界大百科事典(旧版)内の三里渡の言及
【七里渡】より
…七里渡は通常4時間程度の船旅であるが,風雨等で海難事故も多く発生している。そこで長区間の船路を避けるため,熱田から佐屋路経由で佐屋宿まで約6里の陸路を通り,そこから船で佐屋川,木曾川を下って桑名に至る〈三里渡〉も発達した。このほか,近世中期以降になると熱田から直接伊勢国四日市を結ぶ〈十里渡〉や,三河国吉田から伊勢国大湊を結ぶ航路も利用されるようになった。…
※「三里渡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」