上畳本(読み)あげたたみぼん

世界大百科事典(旧版)内の上畳本の言及

【三十六歌仙絵巻】より

…制作期は13世紀初めころと考えられ,藤原信実の筆と伝えられるが確証はない。佐竹本と並び称せられ,ほぼ同じ体裁をとる〈上畳(あげたたみ)本〉も本来は2巻の絵巻物であったと考えられるが,早くから断簡として流布し,各歌仙が置畳の上に描かれているのでこの名がある。佐竹本と同系統の一本と考えられるが,表現の謹直さが,佐竹本のゆったりとしたおおらかさに代わるなど,微妙な相違をみせている。…

※「上畳本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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