世界大百科事典(旧版)内の上総御曹司の言及
【源義朝】より
…天養年間(1144‐45)目代(もくだい)と結んで同国大庭御厨(おおばのみくりや)の押妨を企て,さらに同じころ下総相馬(そうま)御厨をも掠領した。義朝には上総御曹司の異名があるところから,房総地域にも勢力を扶植していたと推測される。上京して下野守となり,1156年(保元1)保元の乱で平清盛と同様後白河天皇方として戦い,乱後父為義,兄弟以下崇徳上皇方の源氏一族を斬った。…
※「上総御曹司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」