下り荷(読み)くだりに

世界大百科事典(旧版)内の下り荷の言及

【江戸地回り経済】より

…その市場圏を江戸地回り経済圏という。江戸に入荷する商品は,京都・大坂方面から送られてくる下り荷と,関東を中心とする江戸近国からの地回り荷に二大別されている。江戸の問屋の中にも〈下り〉あるいは〈地回り〉を冠して,その取り扱っている商品が異なっていることを示すものもあった。…

【十組問屋】より

…近世の江戸における問屋仲間の連合組織。17世紀中葉ごろ,江戸および東国地域に対し,畿内や西国地域産の諸商品が下(くだ)り荷物として大坂から供給される体制が成立した。街道が幕府の統制下におかれ,商人荷にとって陸送が不便であったため,菱垣(ひがき)廻船による海運がさかんとなったが,風波による損害がしきりであり,難船勘定をめぐって廻船問屋と荷主の利害が対立することが多かった。…

※「下り荷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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