世界大百科事典(旧版)内の下丹田の言及
【臍】より
… 道教では人体を小宇宙とみて,これを頭と腕の上部,胸の中部,腹と脚の下部とに分け,各部に丹田と称する支配中枢があって神々を宿すとした。上部の丹田は泥丸宮,中部の丹田は絳(こう)宮で,下部の丹田はへその下3寸のところにある下丹田である。大宇宙である天地の気は呼吸によって腹に達し,下丹田にある精と交わって人格を形成する〈神(しん)〉となる。…
※「下丹田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」