世界大百科事典(旧版)内の下五島の言及
【五島列島】より
…明治になると,宇久,小値賀の両島が北松浦郡に編入されたので,中通,若松,奈留,久賀(ひさか),福江の各島で五島と称するに至った。しかし自然地理的には宇久・小値賀両島を含めて五島列島と考えてよく,また県南部の中心地長崎市の勢力圏が中通島の奈良尾町以南に広がり,県北の佐世保市の勢力圏が中通島の有川町以北,宇久・小値賀両町におよぶことから,前者の地域を下五島,後者の地域を上五島とし,合わせて五島列島とするのが妥当であろう。 平地に乏しい五島列島の産業は漁業が中心である。…
※「下五島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」