世界大百科事典(旧版)内の下津港の言及
【和歌山[県]】より
… 県内の近代的大工場の大部分は県北の臨海部に立地し,阪神工業地帯の南縁部を形成する。その立地要因の一つになったものは,天然の良港である下津港で,これを背景に1938年に丸善石油(現,コスモ石油),41年に東亜燃料(現,東燃)がそれぞれ立地した。また和歌山市の紀ノ川河口北岸には1942年に住友金属,臨海部に花王石鹼(現,花王)が立地し,翌43年には三菱電機が操業を開始した。…
※「下津港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」