不挙子(読み)ふきょし

世界大百科事典(旧版)内の不挙子の言及

【溺女】より

…水盆などで溺死させ,とくに女児が多かったための呼称。溺女の語は比較的新しく,宋代ごろには薅子(こうし)(まびき),不挙子などと呼ばれた。新生の女児殺害は先秦の《韓非子(かんぴし)》から知られ,主として経済的理由によって,為政者,知識人の禁令や論議にもかかわらず,江南を中心に広範に行われた。…

※「不挙子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」