世界大百科事典(旧版)内の不渡り統計の言及
【不渡り】より
…不渡りを出し取引停止処分を受けた企業は,信用を著しく失墜するだけでなく,手形による商取引が継続できなくなるため,これが事実上の倒産につながり,経済社会の円滑な信用取引を妨げる要因になっている。
[不渡り統計]
不渡り発生の増減は経済動向を反映しており,景気の下向期に増加し,上昇期には減少する傾向がある。とくに金融引締め期は企業の手形に依存するウェイトが高まる一方,銀行融資を受けにくくなるので,いきおい不渡りは増勢に向かう。…
※「不渡り統計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」