世中見(読み)よなかみ

世界大百科事典(旧版)内の世中見の言及

【年占】より

…豆占は豆焼ともいい,節分の夜などに豆を12粒(閏年は13粒)いろりの灰の上に並べて,白く灰になるのは晴,黒く焦げるのは雨,息を吹くのは風,早く焼けるのは旱というように焼け焦げにより,各月の天候状況を知るのである。東北地方ではこの行事を家庭で行い,〈世中見(よなかみ)〉などと称するが,〈ヨナカ〉とは作柄のことである。炭占は置炭ともいい,燠火による占いで,信州では松足と称して飾松を焼いて行った。…

※「世中見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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