世界市民(読み)せかいしみん

世界大百科事典(旧版)内の世界市民の言及

【コスモポリタニズム】より

…世界市民主義,四海同胞主義,万民主義などと訳される。コスモポリタニズムは元来必ずしも現実の改造や変革を目ざすものではなく,個人がその属する民族,国民,国家などに特有な価値観念や偏見をすてて,全人類を同胞とみなす人生論的な立場と解される場合が多い。…

【ゴールドスミス】より

…以後,下働きの文筆家となり雑誌に寄稿する。エッセイストとしての最もまとまった活動は一連の〈中国人の手紙〉で,後に《世界市民》(1762)として出版される。中国人がヨーロッパの風俗についてコメントを加えるという趣向で,すでにモンテスキューなどによって用いられた方法である。…

※「世界市民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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