世界大百科事典(旧版)内の世界食料サミットの言及
【FAO】より
…74年には,FAOの主導のもとに,世界食糧会議が開催され,国際レベルでの基本的な食糧の強化と栄養の改善がうたわれた。さらに96年11月には,ローマにおいて,185ヵ国とEU首脳らが出席して〈世界食料サミット〉が開催された。そこでは,2015年までに栄養不足人口を半分に減らすことを目標に努力することをうたった〈食糧安全保障のためのローマ宣言〉と〈行動計画〉とが採択された。主要な定期刊行物としては,機関誌《Monthly Bulletin of Statistics》のほか,《The State of Food and Agriculture》(日本では《世界農業白書》として刊行),《Agricultural Production Yearbook》(同《FAO農業生産年報》),《Commodity Review and Outlook》(同《世界の食糧,農林水産物情勢と見通し》)などがあり,広く利用されている。…
※「世界食料サミット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」