世界大百科事典(旧版)内の丘疹性梅毒疹の言及
【性病】より
…これとともに,全身の皮膚に,種々の形をした第2期梅毒疹がほぼ左右対称に発生する。梅毒疹には梅毒性バラ疹(斑状梅毒疹ともいう),丘疹性梅毒疹などがあり,丘疹性梅毒疹が外陰部や肛門周囲など,皮膚や粘膜がすれあう部分に発生すると,扁平コンジローマと呼ばれる。扁平コンジローマの表面から出てくる分泌液には多数の梅毒トレポネマが含まれていて,梅毒の感染源となる。…
【梅毒】より
…境界は明確ではなく,自覚症状もなく,2~3週間の後に消失するが,見逃されることも多い。丘疹性梅毒疹syphilis papulosaは梅毒性ばら疹の発生後数週間遅れて発生する。発生部位は顔面,項部,体幹,外陰部,四肢で,左右対称性に生じる。…
※「丘疹性梅毒疹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」