《両班伝》(読み)やんぱんでん

世界大百科事典(旧版)内の《両班伝》の言及

【朴趾源】より

…これは農業技術と土地制度の改善策を展開したものである。また,朝鮮小説史上特筆すべき作品である《両班(ヤンバン)伝》では両班階級の虚飾と腐敗を鋭い風刺であばき,《許生伝》では群盗たちの無人島開拓による理想社会の実現を描写した。その盟友には実学派随一の天文・数学者洪大容がおり,北学派の俊秀朴斉家,李徳懋(りとくぼう),柳得恭らが彼に私淑した。…

※「《両班伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む