中ノ子吉兵衛(読み)なかのこきちべえ

世界大百科事典(旧版)内の中ノ子吉兵衛の言及

【博多人形】より

…正木家は以後,代々藩の御用焼物師としておもに実用品製作の家業を受け継いだ。文政年間(1818‐30)4代宗七のとき親交のあった人形師,中ノ子吉兵衛が宗七焼の陶芸の技法を生かして土人形を製作し,今日の博多人形の始祖となった。彼は木彫りの名手,牧牛軒利治に彫刻の技を習い,良質の粘土にも恵まれたうえ,藩から玩具人形製作の許可を得て,1850年(嘉永3)には節句用素焼着色の大型雛,兜人形などを売り出して好評を博した。…

※「中ノ子吉兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む