中古音(読み)ちゅうこおん

世界大百科事典(旧版)内の中古音の言及

【韻書】より

…近似した韻母のばあいもある。たとえば,中古音の冬韻は韻母‐uo1をもつもののみで一韻を構成しているが,東韻は‐u1,‐u1の二つの韻母をもつものから成る(推定音価はカールグレンによる。右肩の数字1は平声たることをあらわす)。…

【カールグレン】より

…イェーテボリ大学長,ストックホルムの極東古代博物館長などを歴任。《中国音韻学研究》(1915‐26)で中古音Ancient Chineseを再構成,以後の中古音研究はカールグレン説の修正として展開する。重紐(ちようちゆう)に関する有坂秀世,河野六郎の学説は,その例である。…

※「中古音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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