世界大百科事典(旧版)内の中天竺舶来軽業の言及
【サーカス】より
…17世紀後半にまっ白に塗った顔,丸ひざのついただぶだぶの白い上着というピエロ特有の姿が考案され,以後,道化役としてなくてはならない存在となった。
【日本のサーカス】
日本に初めて来た外国のサーカスは,1864年(元治1)横浜で興行した通称〈中天竺舶来軽業〉(アメリカ・リズリー・サーカス)一座であった。続いて71年(明治4)フランスのスリエ,86年イタリアのチャリネ曲馬師のサーカスが渡来し,西洋曲馬,西洋軽業や,象とトラの演芸,空中ぶらんこなどを演じた。…
※「中天竺舶来軽業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」