世界大百科事典(旧版)内の中宮所宛の言及
【所宛】より
…(2)院宮 院庁で院司を御祈願所,御服所,仕所,別納所など所々の別当に補任する儀を院所宛といい,初見は984年(永観2)円融院所宛。東宮坊,中宮職で大夫,亮以下の職員を所々勾当,所預,史生等に補任する儀を,それぞれ東宮所宛,中宮所宛という。(3)私家所宛 摂関家,大臣家で,家司を政所,侍所,御厨,御随身所など所々の別当,職事に補任する儀。…
※「中宮所宛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」