中西画(読み)ちゅうせいが

世界大百科事典(旧版)内の中西画の言及

【国画】より

…ようやく清末・民国期に徐悲鴻や黄賓虹等の西洋留学画家たちによって近代西洋画が移入されて以来,西洋画に対して中国本来の絵画を〈国画〉と称して伝統絵画を自覚するようになった。また平面本位の中国画に立体的な西洋画法を摂取して,中西折衷の新しい絵画を〈新国画〉もしくは〈中西画〉と称した。近代日本において,洋画と日本画が対立したごとくには,中国では国画と西洋画の分裂はみられないのがその特徴である。…

※「中西画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」