世界大百科事典(旧版)内の中部イタリアの言及
【イタリア】より
… 地形的に見ると,アルプス造山運動の影響を受けたアルプス山脈とアペニノ山脈とが,国土の骨組みを形づくっていて,大きな平野はアルプス山脈とアペニノ山脈との間の大きな地向斜が第三紀および第四紀の堆積によってうずめられたポー平原があるにすぎない。北部の山地・丘陵部および中南部の高山部には氷河地形が見られるし,中部イタリアおよび南部イタリアには休火山および活火山が多く,火山地形も各地に見られる。 東部アルプスおよびアペニノ山脈においては石灰岩が卓越していて,独特の山容を呈している。…
※「中部イタリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」