中2階の会合(読み)ちゅうにかいのかいごう

世界大百科事典(旧版)内の中2階の会合の言及

【ケネー】より

…経済学研究を志したのは晩年で,1749年にルイ15世の愛妃ポンパドゥール夫人の侍医となり,ベルサイユ宮のいわゆる〈中2階〉に居住するようになった以降のことである。夫人の庇護(ひご)のもとに〈中2階の会合〉を催し,当時の革新的な科学者,思想家たちとともに,ひろく社会,経済の諸問題を論じた。経済学上の著作活動は,ディドロとダランベールの編集した《アンシクロペディー(百科全書)》に寄稿した〈借地農論〉(1756)と〈穀物論〉(1757)にはじまる。…

※「中2階の会合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」