丹比連(読み)たじひのむらじ

世界大百科事典(旧版)内の丹比連の言及

【多治比氏】より

…しかし757年(天平宝字1)7月,橘奈良麻呂の変の際,多治比犢養・礼麻呂・国人ら一族の者が多く奈良麻呂に与同し,ために嶋の子で時の中納言広足は,同族を教導できずことごとく賊徒にした責任を問われて中納言の任を解かれ,以後多治比氏はあまりふるわなくなった。火明(ほのあかり)命の後と伝え,反正天皇の名代(なしろ)丹比部の伴造氏族で,宮城の丹治比門(達智門)を守衛した丹比連(たじひのむらじ)(のち宿禰)は別の氏。【館野 和己】。…

※「丹比連」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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