世界大百科事典(旧版)内の主観的価値の言及
【効用】より
…いいかえれば,欲望・嗜好を充足させる財・サービスの消費者にとっての使用価値,ないしは有用性ということになる。効用は,消費対象に内在する固有の性質だけでなく,消費主体によるその対象物の評価によって大きさが決まるため,しばしば主観的価値とも呼ばれる。一定量の砂糖がどれほどの効用をもつかを一意的に表現することはできないし,ミルクからの効用をそのままそれに足し合わせることもできない。…
※「主観的価値」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」