久志伊奈太美等与麻奴良比売(読み)くしいなだみとよまぬらひめ

世界大百科事典(旧版)内の久志伊奈太美等与麻奴良比売の言及

【奇稲田姫】より

…年ごとにやってきて娘(=稲田)を食う大蛇の犠牲となろうとしたところを,素戔嗚(すさのお)尊によって櫛に変身させられて救われ,のち出雲の須賀の宮を定めたスサノオの妻となる。《出雲国風土記》に見える久志伊奈太美等与麻奴良比売(くしいなだみとよまぬらひめ)も同じく稲田の化身と考えられる。【阪下 圭八】。…

※「久志伊奈太美等与麻奴良比売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む