世界大百科事典(旧版)内の予燃焼室式ディーゼルエンジンの言及
【ディーゼルエンジン】より
…ディーゼル機関ともいう。主として軽油,または重油を燃料とする圧縮点火式・容積型の内燃機関。シリンダー内をピストンが往復する往復動型がもっぱらで,ロータリー型は実用化されていない。
[発達の歴史]
ドイツのR.ディーゼルは,N.L.S.カルノーが1824年の論文で言及した理想サイクルの熱機関を実現しようと志し,空気のみを圧縮して高温にし,そこに燃料をふき込み,等温燃焼させる方法,すなわちディーゼルエンジンの原理について92年に特許を得た。…
※「予燃焼室式ディーゼルエンジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」