世界大百科事典(旧版)内の予防内服の言及
【化学療法】より
…しかし現在では,癌に対しても化学療法が試みられ,この言葉の適用範囲は必ずしも感染症にとどまらなくなった。また,感染の可能性のあるとき,予防のために前もって化学療法剤を投与することがあるが,これは予防内服とか化学予防と呼ばれている。化学療法は,20世紀における医学の最大の成果であって,各種急性伝染病のみならず,結核症,性病など長年人類を苦しめてきた感染症を急速に制圧した。…
※「予防内服」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」