事務稟議(読み)じむりんぎ

世界大百科事典(旧版)内の事務稟議の言及

【稟議制】より

… 稟議制は,文書管理上は文書の形で後日の証拠を残すという意義をもっている。この場合,同一の態様で反復継続することが予想される事務の処理を機械的に進行させるもの(事務稟議)と,新たな政策企画の場合のように関係者との非公式の接触や懇談,会議の開催等の〈根回し〉によってあらかじめ実質的な了解・同意をえた事案を事後的に稟議書によって正式に確認するためのもの(政策稟議)を区別することができる。稟議制では正式決定までに手間暇がかかるが,いったん決定された事案は関係者の同意をえているため円滑に実施されやすい。…

※「事務稟議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android