事実的還元(読み)じじつてきかんげん

世界大百科事典(旧版)内の事実的還元の言及

【現象主義】より

…前者の経験主義的方向にはヒュームやマッハが属し,後者の観念論的方向を代表するのはカントである。方法論の上からは,一方に物理的事物を〈現実的かつ可能な感覚的経験〉に分析する古典的形態,すなわち〈事実的還元〉の立場があり,J.S.ミルが物質を〈永続的感覚可能性〉と定義したのはその一例である。他方その現代的形態は〈物理的事物に関する命題は感覚与件sense‐dataに関する命題に分析可能である〉という主張に見られるごとく〈言語的還元〉の方向を目ざす。…

※「事実的還元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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