二十世紀梨(読み)にじっせいきなし

世界大百科事典(旧版)内の二十世紀梨の言及

【突然変異育種】より

…品種改良の手法の一つ。農作物,家畜に起こる突然変異を利用して新品種をつくりだす育種方法。突然変異は自然に起こることもあるが,人為的に誘起させることも可能で,変異の中には有用なものも低率ではあるが含まれており,これが育種に利用される。栄養繁殖を行う作物では自然突然変異を見つけだすことが育種上有効であることが多い。果樹などは1個体中の一つの芽が突然変異を起こしても,その変異の性質を変えないように栄養繁殖で増殖させることが可能である。…

【鳥取[県]】より

…鳥取市の年平均気温は14.3℃,県域が南北に狭小なため気温の地域差は少ない。
[二十世紀梨と砂地農業]
 県内の産業別就業人口は第1次産業14.0%,第2次産業30.4%,第3次産業55.5%(1995)で,全国的にみて第1次,第3次産業への依存度が高い。農家総数は約4万戸であるが,専業農家は1割にすぎない。…

※「二十世紀梨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」