世界大百科事典(旧版)内の二次監視レーダーの言及
【航空保安無線施設】より
…ILSは機上装備との組合せで,極端に視界の悪い状況下でも自動着陸が可能であり,主要な空港においては,天候のいかんにかかわらず,安全上,常時,着陸誘導基準として用いられているが,将来はマイクロ波によるより性能に幅のあるMLSを国際基準として使用するというICAOの方針が定められている。(3)の施設としては航空路監視レーダーならびにターミナル空域をみる空港監視レーダー,応答波の返ってくる二次監視レーダーなどがあり,また空港の地表面における航空機や車両の動きを監視するASDE(airport surface detecting equipmentの略。空港表面探知装置)もこれに含まれる。…
※「二次監視レーダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」