世界大百科事典(旧版)内の二神二獣鏡の言及
【三角縁神獣鏡】より
…ほとんどは直径23cm前後の大型鏡であって,同笵(どうはん)鏡が多いことも他の神獣鏡とは異なる。神像・獣形の数によって,四神四獣鏡,三神三獣鏡,二神二獣鏡などとよびわけるが,数は同じであっても配列に変化を示すものがある。その神像・獣形の表現に,方格規矩四神鏡のような線表出でもなく,また画像鏡のような平浮彫でもなく,まるみをもって盛りあがる丸浮彫を用いていることは,後漢の神獣鏡と同様である。…
※「二神二獣鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」