世界大百科事典(旧版)内の二重体奇形の言及
【奇形】より
…同じような生息環境下で,互いに似かよったかたち(形態)とふるまい(行動)を示し,しかも雌雄が自然に交雑して共通の子孫を残す個体の集合を,生物学では〈種species〉と呼ぶ。ところで,同一種内でも個体の形態には幅広い変異が認められる。たとえば,一見同じように見えるシマウマの縞模様も詳細に比較すると,個体ごとに微妙にちがっているのに気づく。このように,生物種に固有の表現形質のすべてについて個体変異は認められる。…
※「二重体奇形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」