二重収束質量分析器(読み)にじゅうしゅうそくしつりょうぶんせきき

世界大百科事典(旧版)内の二重収束質量分析器の言及

【質量分析法】より

…第2次大戦までは,質量分析法はもっぱら原子質量の測定,同位体元素の存在比測定,あるいは原子または分子の電子衝撃法によるイオン化ポテンシャル,出現電圧あるいは結合解離エネルギーの測定等に用いられていたが,大戦後は,装置の飛躍的進歩と,高周波電場を利用した走査速度の速い四重極質量分析計が出現し市販されるにいたり,質量分析法は,有力で万能な種々の化合物の測定手法として広い分野で普及するようになった。
[質量分析法の現状と利用]
 原子質量測定においては,高分解能の二重収束質量分析器が使用される。その測定精度は原子質量の10-7以上に達し,全元素の2/3以上のものがこの方法で決定された値である。…

※「二重収束質量分析器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む