二重犂柄(読み)にじゅうすきえ

世界大百科事典(旧版)内の二重犂柄の言及

【すき(犂)】より

…湿潤なアルプス以北のヨーロッパでは除草のための耕土反転が必要であるが,長床犂のままではその機能を果たしえないのでさまざまな工夫が重ねられてきた。その完成された形態では,犂底の先端にあった犂先が犂底の片側にうつるとともに巨大化して垂直状の撥土板つきの犂先へと変化し,その前方には犂轅から犂刀がのび,短くなった犂轅の前方部には車輪(一般には左右相称の2輪)が取り付けられ,さらに犂柄も両手で支える二重犂柄へと変化していった。車輪と二重犂柄によって運転操縦性能を高めるとともに,犂刀によって耕土を切開し,重く巨大な犂先によって深耕し,その耕土を撥土板によって片側に反転させる犂となった。…

※「二重犂柄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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