二重葬(読み)にじゅうそう

世界大百科事典(旧版)内の二重葬の言及

【死霊】より

…その過程は生まれた赤子が親族・縁者の庇護の下に成長しおとなの仲間になるのと類似している。インドのトダ族,コタ族やアフリカ諸族に見られる二重葬(複葬)の慣行は,埋葬後一定期間をおいて改めて骨の処置を行うものだが,これは死霊を祖霊化させるための儀礼と目され,沖縄の洗骨もその例であるといえよう。日本の三十三回忌の弔い上げも死霊の祖霊化のための儀礼である。…

※「二重葬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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