五月船(読み)さつきぶね

世界大百科事典(旧版)内の五月船の言及

【行商】より

…農村の穫(と)れ秋に回村することが多く,アキンドの語源はこのことに由来するらしい。山形県飛島漁民の五月船(さつきぶね),石川県舳倉(へくら)島海女の灘回りなども,行商と季節の関係を示す好例といえる。山地人の交易として,わんなどの木製品を売り歩く木地屋をはじめ,漂泊職人も箕直し,鍛冶,桶直しなどの賃仕事に従事するかたわら,各地の産物を売り歩いた。…

【舳倉島】より

…もとは自家でとったものだけをもっていったが,後には北海道のコンブや身欠きニシンなども商品に加わった。山形県飛(とび)島の田植魚を対岸の内陸に売りにいく五月船(さつきぶね)などと近いものであった。【高桑 守史】。…

※「五月船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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